象牙は、数ある印材の中でも最高級品とされています。
美しさはさることながら、きめが細かく耐久性と耐摩耗性に優れており、天然の素材としては最高峰を誇ります。
美しさはさることながら、きめが細かく耐久性と耐摩耗性に優れており、天然の素材としては最高峰を誇ります。
また象牙は希少性が高いため、非常に高価です。その理由は、国際取引が制限されていることにあります。
アフリカゾウの保全のため、1990年にワシントン条約によって象牙の国際取引が原則禁止されました。
日本はワシントン条約の実効性を高めるために、1992年に「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)」を制定し、国内の流通にも制限をかけました。
こうした取り組みの結果、日本ではワシントン条約締約国の中で唯一、国内での販売が許可されています。
また1999年と2009年には国際的な商取引が一時的に解禁され、厳正な管理のもと輸入されました。
当店は、「種の保存法」に基づいた「特別国際種事業者」の認定を受けており、正式に象牙の取り扱いを認められています。